十勝一の繁盛蕎麦店/目分料で珍しくゆったり過ごす

きむらまどか

2012年05月28日 05:00

2007年5月29日(火) 07:05 ▼コメント(6)





目分料
上川郡清水町南5条3丁目1 ℡0156-62-5845
定休日:水曜日 
営業時間 11:00~14:00(無くなり次第終了)

 メイン画像はぶっかけ五目大盛の全景。





 ワタシの記憶では、目分料さまほど繁盛している蕎麦店を十勝管内では他に知りません。だって、凄いですよね。最盛期の夏シーズンなんかだと、12時半過ぎてると売り切れ状態になっていることがママあると。



店内表示は少し見づらい



 今回久々の訪問だったんですけれど、13時近くに訪問したものですから、本日のおすすめ「からみ大根おろし(京都産)¥750.」は見事売り切れでございました。



いつも同じではないンですね


 ただでさえ、営業時間は3時間。それが開店後1時間半で、終了状態だなんて、信じられます? でも本当なんです。それが目分料。



こんな工夫もあるのね



 客も心得たもので、開店直後から混み始めるんでしょうね。間違いなく食べるには、それが安全策なワケですから。



コイツで挽くのか



 ラーメン寶來さまも開店時には既に満席、という状態はございますけれど、13時過ぎれば、食べられないということはございませんし。




ぶっかけ五目大盛



 「からみ大根おろし」にフラレてしまったので、「何でもアリの幸せ」の大盛にしてしまいましたぁ。大盛ですと、そばつゆの徳利がふたつなんですねぇ。



ゴロッとした椎茸がイイ
地味に蒲鉾も好き




油揚げの味付けがwww
お稲荷もあります




くちゃくちゃにするのが端萬




味わい深いよぉ


 常連客が「ぶっかけ」と呼ぶ、「ぶっかけ五目」で白眉なのは鶏、とワタシ思います。いわゆる、普通のかしわ蕎麦に入ってるのは全然違います。スモーク臭を感じさせるような味わいが素晴らしい。楽しめます。



この淡い色合い



 そして、最後の蕎麦湯。「ぶっかけ」では主張しない出汁が蕎麦湯をかけることで香りが引き立つんです。それは見事といってもいい。不思議な感覚。是非味わっていただきたい。



店内から眺める景色



 目分料さまは日甜(日本甜菜製糖)さまの敷地だったところに建っていると聞いたことがあります。日甜清水工場の敷地もとても美しくて、まるでゴルフ場のようですからね。



   店舗外観




店舗内レジ付近



 今回店に入った時には、9割席が埋まっていました。帰りは13時半頃でしたので、既に店内はまばら。そうしますとね、広い店内、高い天井、素晴らしい景色でございますから、非常にゆったりとした時を過ごすことができるんです。


 蕎麦の味わいもさることながら、目分料さまにはこうした空間がある、というのはとても嬉しいこと。ただ、残念なのは、閉店間際ぢゃないと楽しめないということでございましょう。



店主敬白です、一読を



たいそば



いそば
大盛りは駄目なのよ






コメント(6件)


2007-05-29
いくぽん @plala.or.jp
はいはい、私も行ったことがあります・・・が
ホントに「行った」だけで
食べることができませんでした。品切れで。

今回の記事を読んで「確実に食える時間帯」を
把握できましたわ、萬造さま、ありがとう♪
近々、再挑戦!




2007-05-29
cask
お久でございます。
11時開店で、12時過ぎには麺がなくなる。
1時間強で終了って・・・
なんで、もっと沢山作らないんだろww

名前は聞いてますが、清水に行く用事が無いもので行った事がありませぬ(´Д⊂

つゆは、原材料からするとかえしは作ってても、辛くはない気はしますが如何?


そういえば、先日テキサスで富士山麓が900円を切って売ってましたな



2007-05-29
ぶー
ホントに最初、目指した時は場所分からず苦労しました…でも旨いですよね♪“冷”お勧めというので未だ“温”蕎麦は食しておりませぬ。次は狙ってみます。
いやぁ、いつもながら蔓造さまの貪欲なまでの食探訪。恐れ入ります。




2007-05-29
端野 萬造
>いくぽんさま
 「食える」はないでしょう。あんまりでございますぅ。でもね、ソコまで苦労して味わうべきかどうか、というのは議論の分かれるトコかなぁ、と。

 極めて真っ当なお蕎麦です。作りは良心的ですし。でも、本来的なそばの役割ってのを思いますとネェ。時間を気にしなくちゃならない、というのは気詰まりであることは、確か。

 粋な食事って、なんでしょうね。

>caskさま
 昔のかちまいによれば、200食限定ということのようですね。現在でも似たようなものなのでしょう。

http://www.tokachi.co.jp/kachi/soba/07.html

 恐らくメニューによって、つゆ変えてますでしょうから、もり系のはワカンないですね。でも想像するに、ご指摘の通りかと。

>ぶーさま
 ”温”の大盛はない、というのは残念ですよネェ。器かなにかの関係があるのかしらね。

 今回も、前回も清水町での昼食は自分で場所決めてないんです。偶然連れていかれて、ご馳走になったという。貪欲、というより成り行きですね、実は。

http://www.mytokachi.jp/mt.php?id=kabamaru_7&blog_code=109



2007-05-30
いくぽん @plala.or.jp
あはは、育ちはいいのですが、
1度目の嫁ぎ先が・・・なんつって。

清水にはお客様がいるので、よく行くんです。
前回、食べ損ねた時も仕事の帰り。
訪問時間はある程度こちらで調整できるので、
1度は食してみたいかなと。

味の価値は人それぞれですから。
と言うより「食べてないから食べてみたい」
それだけ・・・・かな?




2007-05-30
端野 萬造
>いくぽんさま
 あ、それならまだいいでしょうね。

 ワタシの持つお蕎麦屋、あるいはお蕎麦のイメーヂって、食べたいときにブラリと寄って、サッと食べて帰ることができる、ってのがあるんですよ。

 それとは無関係ですけど、どういうわけか、清水町は人口の割りに昼食をとることとに相応しい店が少ない、と町民自らが指摘しております。

 興味深い事実です。

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