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2012年10月01日

みそ味飯ずしに仰天/爆弾おにぎりのかしわや商店

2008年1月7日(月) 06:54 ▼コメント(11)

 お待たせいたしました、完成でございます。記事アゲ当初からブックマークしていただいた匿名の方に感謝申し上げます。ブザマな状態だったものですから、スタンドアロンにせざるを得なかったのですが、お陰さまで多くの方にご来訪いただきました。ありがとうございました。(1/9 23:12 記)

みそ味飯ずしに仰天/爆弾おにぎりのかしわや商店



かしわや商店 ご注意!平成19年12月末閉店
 帯広市西1条南8丁目1 ℡0155-22-3392


参考記事
まめの日記:かしわや商店
まめの日記:いずし(飯鮨)


 メインは箱入り飯鮨。萬造スペシャル仕様というわけではありません。

みそ味飯ずしに仰天/爆弾おにぎりのかしわや商店



 昨年末「まんぞうのへりくつ」につぶやきを載せましたところ、珍しく反響が巻き起こったのが深夜の爆弾おにぎりで著名だったかしわや商店のご主人がお亡くなりになった報告でした。

12-12 00:17 端野 萬造

No.723 (・∀・)
(前略)
 「ありがとうよぉ」の声に送られて店を後にしたのですが、十数歩足を進めて愕然としました。大きな「バクダンおむすび」で著名な「かしわや商店」の御主人が亡くなったことを知ったからです。

 競馬新聞と手造りおにぎりが名物のお店でした。深夜まで営業されていましてね。よくタクシードライバーが営業中立ち寄っていましたね。

 またひとつ、帯広の歴史が消えてしまうのかと思うと残念でなりません。

12-12 19:16 くしろう

No.725 (・∀・)
えっ・・・。
かしわやさん閉じてしまったんですか??

「バクダンおむすび」
1度だけ食べたことがあります。
夜営業している商店で、夜中におおきなおむすびを握ってくれる・・・他の町では見かけないお店なので、いつかブログで取り上げようと再訪の機会を狙っていましたが・・・。

帯広の夜の灯がまたひとつ消えてしまったようでとても残念です。


12-12 23:59 端野 萬造

No.726 (・∀・)
>>725 くしろうさま
 ふむ。閉店ではないかもしれません。でも、ワタシにとってはご主人とお店が一体の存在でありましたのでね。
(後略)



みそ味飯ずしに仰天/爆弾おにぎりのかしわや商店
おにぎり価格表 大きいだけあって価格は高い でも深夜料金込みと考えればリーズナブル


みそ味飯ずしに仰天/爆弾おにぎりのかしわや商店
ラップ開封前 真っ黒でまさに砲丸といってもよろしいでしょうね

みそ味飯ずしに仰天/爆弾おにぎりのかしわや商店
とっびっ子 おにぎりでこの具材遣うのって極めて珍しいんじゃないでしょうか


 ちなみに画像の爆弾おにぎりとっびっ子は店内でいただきました。握りたてでございますから、当然ほかほか。これが嬉しいのですよね。どうかしますとね、大量発注があっていきなり行っても食べられないこともございましたでしょうね。ワタシがお伺いした別の日も運転代行業者さまから30個だったかな、50個だったかな、いずれにしてもご飯を追加で炊かなきゃ間にあわない状態でしたね。

 これから、皆さんコンビニでおにぎりを調達されるのかしら。誰がにぎったか、というか握ってないおむすびを食べる侘しさを考えるとかしわや商店さまのありがたみが理解できるってものです。

 この時代だからこそ、求められているものではないでしょうか。

12-13 00:57 雪。華。

No.729 (・∀・)
余裕を無くしてバタバタばさついていました。

 久しぶりに覗いて見たら、そんな………。かしわや、名前は全くアンテナが反応しませんが、寳來を出て間もなくの、大きいお握り??という事は、六花亭→美珍樓の通りの角の、あの小さい商店でしょうか。。

 噂は耳にしており、遅い(というか早いというか)時間帯にあの辺りにいる時は何となく通りすがり、あの灯りを見て何かを頂いていました。が、初めて実際に伺ったのは、半年前。こんな言い方は失礼ですが、あのご年齢で、あのお仕事時間。なのにしゃっきりとしたご様子。そんな時間にお握りをお願いするのを申し訳なく思いながら、ここなんだ…この方なんだ~と、いずれ写真など撮らせて頂いて一言記事に出来たらと思ったのでしたが。。

 おじさんに、せめてもう一度位、お握りをお願いしたかった。時間を‘いずれ'で流してしまった自分を悔やみます。

知らないままにならなくて良かった。萬造さんに感謝。


12-13 06:18 端野 萬造

No.730 (・∀・)
>>729 雪。華。さま
 かしわや商店さまのこと、御ココロに届いた様子でカキコした意味があったというものです。くしろうさまにもご反応いただきましたし。

 あすこのお店はいわゆるコンビニ以前から存在していたわけです。取扱商品に酒類は確かなかったハズですね。それでも存続できていた、ということにワタシはかしわや商店店主柏谷さまの人柄を思わないワケには参りません。

 夜中のなんとはなしに人恋しい時間帯、いつもかわらぬ笑顔でいてくださるご店主とおにぎり。そのことに救われたことのある方、思い入れのある方は少数でも確実にいらっしゃるのでは、ということでカキコした次第。

 ワタシにそうさせたのも、ご店主の人柄なのでしょうね。ご冥福をお祈りいたします。合掌。
(後略)


12-14 01:31 雪。華。

No.731 (・∀・)
 そういえば、お握りを作って頂いている間に店内を探検しておりましたが。
 本当に商いをしておられるのか? もしや‘商店演出養成ディスプレイ’で実は非売品とか…?!
 と、取りあえず疑ってみたくなる、不思議な時空に投げ出されたような感覚に陥る品揃えでした(笑)。古めかしいものがあるわけでもなかった筈なのですが。新商品、販売戦略的ディスプレイとは、まず無縁。細々とした日常品が雑多(雑然ではなく)に存在していたような。。
 
 本当に、直接お話を伺ってみたかった。いずれ奥さまに‥…まぁまずは‘いずれ’禁止。。ですな。
(中略)
 かしわや商店のご主人のような昔気質の方々は、今何かの形で残さなければ、伝えていく事が不可能になるような焦燥感があります。


12-14 06:34 端野 萬造

No.732 (・∀・)
>>731 雪。華。さま
 うふふ。まさに生活必需品というべきものたちが並んでいたイメーヂ。それもね、あの人が買いに来るから揃えておかなきゃ、もありますし、夜中にこれを買いたいって方が意外といるんだよな、という顔が観えてる品揃え。

 必要とされるものを提供していないと小売店は続いていかない。その単純だけど厳然たる事実をかしわや商店さんは示されていました。
(後略)


みそ味飯ずしに仰天/爆弾おにぎりのかしわや商店
この袋がまた雰囲気でございましょ 別の日にお持ち帰りいたしました


みそ味飯ずしに仰天/爆弾おにぎりのかしわや商店
筋子を二つに割ってみました いくら、ではなくて筋子ってのが家庭風 お若い方ちゃんと区別つきますか?

みそ味飯ずしに仰天/爆弾おにぎりのかしわや商店
裏側からも撮ってみました こんなの撮っておくのが端萬クオリティ 隙間から覗く白飯 ぼつんと残る米粒


 かしわや商店さまに最後にお伺いしたのが12月28日のことです。大雪になった前の晩ですね。まめっちさまがですね、ぽつんとおっしゃいました。「雪が降らないようにお父さん空で支えてくれているのと思うのよね」と。ご主人亡きあと、女性ばかりで店を切り盛りするのを慮ってのことではないかと。

 夜食になるか、朝食になるか、と思いながら持ち帰ったのが爆弾おにぎり筋子でございました。結局、朝方降りしきる雪を眺めながらの朝食となったのですが、冷えても旨い。塩味が一層感じられるところがいいのでしょうね。懐かしい味です。

 この画像を見るたびに、締め切り前のあの高揚感をワタシは思い出すのだろうな。あのときは嬉しかったんだよなぁ(←ほんと遠い目)。ドキドキすることもあったけど(←いや、あれはホントまいった)。

12-14 11:07 ピョン子

No.734 (・∀・)
お久しぶりにお邪魔します。
かしわや商店のおにぎり。釣られちゃいました(笑)
かれこれ12、3年前に一度?いや二度?食べたっきりですが、あの大きいおにぎり忘れません。握りたてを頂けるので本当に美味しかった♪ご主人亡くなられたのですね。知りませんでした。

なんでこんなお店(失礼)でおにぎり?なんて当時若かった私。ウソだと思いました(笑)
でも今の旦那様が、教えてくれて慣れた口調でおにぎりを注文!ちゃんと出てきたんですよ、おにぎりが。
いや~、ビックリしましたね。
ただの商店かと思いきや、”へぇ~”って感じでした。
懐かしいなぁ(*^_^*)
(後略)


12-15 01:05 雪。華。

No.735 (・∀・)
 今晩は。まず一つ訂正を。前回私がコメントさせて頂いた中で‘商店演出養成ディスプレイ’とありましたが、‘商店演出用ディスプレイ’の誤りです。予測から選ぶ際、一つずれたまま決定してしまったようです。失礼しました。

 かしわや商店ですが、‘あの人が買いに来るから揃えておかなきゃ’‘意外といる、夜中にこれを買いたいって方’。どんなモノを、どんな方が……
 何やら不思議な情緒がありますねぇ。半年前の私には、観えないものでした。もしお店は続けて下さるのなら、多少雰囲気は変わるにしても、ぜひ改めて度々お伺いしたいものです。違うものが視える時が楽しみ♪
(後略)

12-15 01:14 端野 萬造

No.736 (・∀・)
>>734 ピョン子さま
 おや、あなたまでカキコしてくださったのですね、バクダンおむすびに魅かれて。やっぱりアゲておいてよかったな。
(中略)
 ああ、なんだかおむすび食べたくなったな。ローソンにでも買いに行こうかしら。モスのライスバーガーも悪くないけれど。


12-15 02:01 端野 萬造

No.737 (・∀・)
>>735 雪。華。さま
 商店演出養成ディスプレイはなかなかユニークな表現であるな、と感心しておりましたのに。「大リーグボール養成ギプス」みたいで楽しいな、と。

 今の小売の主流は「いかに買わせるか」じゃないですか。必要あろうがなかろうが「買え、買え、さあ買え」。消費者の都合なんか実は考えてない。流通として生き残るためには、それが必要だと妄信している。

 でも本来は「必要なものを供給する、提案する」だと思うのですよね。消費者の顔が見えていないと商品揃えられませんよね。だからこそ、難しい。テキサスのMさま、お読みになってます?(笑)

 かしわや商店さまの品揃えがどのようになされていたのか、ワタシはご主人にお伺いしたわけではございませんけれど、そんな気がしたということです。
(後略)



 で、ワタシは寡聞にして存じ上げなかったのですが、ここ数年かしわや商店さまには独自取扱の新商品があったのですね。それが飯 鮨(いずし)。この表記ってのは珍しい。普通は「飯ずし」か「飯寿司」ですものね。いわゆる「すし漬」。もともと釣り好きのご主人が、自分の釣ってきた魚をどのようにして保存して食べるのが一番旨いか、の研究から始まった企画らしい。

 宣伝したわけでもないのに、じわじわ評判が拡がり人気商品に成長してしまったんですね。ひっそりとですけど。でも確実に需要があって、毎日着実に売れていっていたようで。

みそ味飯ずしに仰天/爆弾おにぎりのかしわや商店

さんまみそ さんまの飯寿司ってだけでも珍しいのに、しかも味噌風味。帯広で味わえたのはかしわや商店謹製のし


みそ味飯ずしに仰天/爆弾おにぎりのかしわや商店

さんまをひっくり返してみました 噛み締めますと、しっかりさんまの旨味と脂が感じられます そして、ほんのり味噌風味 じゃまになりません


みそ味飯ずしに仰天/爆弾おにぎりのかしわや商店

さんまみそ全景 ところが常連さんはなんの躊躇も無く買っていくんですね、味がワカってますから 「さんま、みそねぇ」


 ワタシが買いに伺ったときも、夜のご商売の「ママさん」ですとか「チーママ」風の方々が次々来店されまして、一折、二折と買い求められていきました。お通しですとか、お土産用としての需要なんですって。だから、メイン画像のお寿司風パックが生きてくるのですね。


 実際、お寿司屋さんが樽で買い求められるケースもあったのだそうで。自分で作るのって、ほんと大変ですからね。

 ワタシが小学生の時分ですかね、母が毎年ハタハタを木箱で2箱購入してきましてね、大きな樽(当時は木製)で2箱、「すし漬」を作っていました。12月の頭の頃ですから、水はものすごく冷たいわけですよ。それで何度も何度もハタハタを洗いましてね。

 当時のフクハラ西5条店は24丁目に存在したのですが、ちゃんと魚屋さんが存在していました。店長さんが福原さまでしたから、恐らく創業一族の方だったのでしょう。ニチイさま(現ポスフール)がオープンする前にその店は閉店。フクハラさまはスクラップ&ビルドに当時から積極的に取り組んでいらっしゃったのを記憶しております。

 そのフクハラ西5条店でハタハタを仕入れることが出来なくなったのと、ハタハタ自体が獲れなくなって市場に出回らなくなったのと同じ頃でしたでしょうか、母はすし漬を作らなくなってしまいました。

 子どもの頃のワタシはすし漬の旨さがよくわからず、ひたすら焼いたハタハタとブリコ(ハタハタの卵)ばかりを喜んでつまんでいるばかりでして。今となっては味わえない母のすし漬。その面影を完全手造りのかしわや商店製飯鮨に追い求めているのかも知れません。

みそ味飯ずしに仰天/爆弾おにぎりのかしわや商店
   飯鮨価格表


 これだけの種類があって、しかも味噌と塩(ノーマル)があって、一体何樽漬けるでしょう、って感じですよね。100樽以上ですよ。それが、毎年年前には完売してしまっていたという。


みそ味飯ずしに仰天/爆弾おにぎりのかしわや商店

さけみそ どこが味噌なんぢゃい、と思われるでしょうが風味はしっかり味噌味なんですよ 色もかろうじてわかるくらい 匂いは区別つかなかったワタシ


みそ味飯ずしに仰天/爆弾おにぎりのかしわや商店
さけみそ全景 下のしお画像と較べてくださいまし ちょっと黄色いでしょ


 ワタシもかしわや商店さまの飯鮨の存在知ったのはほんのひと月前のこと。「みそ味だぁ?」と半信半疑でノーマルの塩味と共に購入しました。でも興味津々でしてね。で、結果は「あら、結構イケルじゃない」。(←ショージくん風に)


みそ味飯ずしに仰天/爆弾おにぎりのかしわや商店
さけしお全景 これが一般的なタイプ どなたでも慣れ親しんだお味


みそ味飯ずしに仰天/爆弾おにぎりのかしわや商店
さけしおアップ 鮭の身が一杯入ってましてね 食べ飽きることがないという


 かしわや商店ご主人のワザは、しっかりまめっちさまに受け継がれました。またそのうち、なにかの形で触れることができる可能性が残された、ということです。


 最後の病床でほとんど意識を失っているにも関わらず、看護士に「かしわやさん」と呼びかけられたご主人は応えたといいます。「あいよっ」と。そのとき病室にいたすべての人は笑顔でうなずきあいました。「かしわやさんらしい」

 彼は最後の最後まで商 人であったということです。

 合掌。


みそ味飯ずしに仰天/爆弾おにぎりのかしわや商店
目にされた方多いのではないでしょうか、この建物のこの感じ 昼の雰囲気とは全く違いましたね


みそ味飯ずしに仰天/爆弾おにぎりのかしわや商店
かしわや商店店主の指定席 左手に見えるのが飯鮨の調理場 店主の裏側に奥があって、おにぎりはそこで作られました

みそ味飯ずしに仰天/爆弾おにぎりのかしわや商店
この灯りにどれだけ多くの方々が癒されたのでしょうか そしてご主人の笑顔と


 1月8日に「かしわや商店」の看板は取り外されてしまいましたけれど、人々の記憶がこの記事で少しでも永らえることができれば幸いです。


コメント(11件)


01-10 00:17
まめっち
萬造さん、言葉に出来ません……。
本当に、本当に…心から感謝致します(^-^)
ありがとうございました…(;_;)

『あいよっ』
…そう言って、OKサインを指で示す姿…トレードマークでしたから(笑)
あの歳で“ブイ”サインでは無くて“OK”ってとこが、意外と若作りで笑える日々でした(^-^)

アンチインターネットだった人ですが、胸を張って自慢してやります。『見たか父ちゃん、ネットを馬鹿にするなよっ!(笑)』…と。

お忙しい中…私や皆さんの気持ちを汲んで下さり、いくら感謝しても足りない程です(;▽;)

また私の“まめの日記”にも、是非遊びに来て下さいね(^-^)




01-10 05:39
端野 萬造
>まめっちさま
 ま、ご縁としか申し上げようがありません。ワタシ自体、それほど深くお店と関わっていたわけでありません。おにぎりひとつとっても、全然よくワカっておりませんでしたからね。

 ただ、こうやって記事にしてみますと意外にまとまってます。ひとりでしたら絶対に無理でしたでしょうね。あなたですら、なんで萬造はこんなこと知ってんだろ、ということもあるはずです。

 全てはお父さまに導かれたのでしょう。

 一体この記事どうやって終わるのだろう、と不安に思っていましたが、なんとか無事終了させていただきました。

 ラストはホント、最後の最後で思いつきました。自分でも気に入っております。達成感ありましたので、成功したということでしょう。

 確かにネットの可能性というものをお父さまにもご理解いただけたのではないでしょうか。それを多くの「若い方」にもご理解いただきたいのですけれど。






01-10 12:56
おさるのかぐや彩優木
なんでしょうね。
ごめんなさい、私結局一度も「かしわや」様に訪問する機会に恵まれなかったのですが、この記事読んだら自然と涙が出そうになりました。

かしわや様を知らなくても充分お店の暖かさが伝わってきました。きっと一度でも伺っていたらなおさらでしょう。

まめっちさんもこれだけ愛されていたお父様を持っていらっしゃること凄く素敵で幸せな事ですね。
これからのご活躍も期待しております。

またまたあったかくて素敵な記事をありがとうです。




01-10 23:12
端野 萬造
>おさるのかぐや彩優木さま
 とても嬉しい感想です。おそらくあなたはこの記事との共通点にお気づきになったのかもしれません。

http://www.mytokachi.jp/mt.php?id=kabamaru_7&blog_code=152

 実はかしわや商店のご主人と「経営相談端野萬造」のモデルになった床屋のご主人はご近所さんでしかも釣り友達。多分今頃は二人で相談してますよ。「次どこいこう」

 帯広の街中から、こういった人間味のある方がすこしづつ失われていっています。中心市街地活性化について各種取組がなされていますが、実効があがっていないとしたら、こういった部分に問題があることに気が付けていないのですよ。

 ハードからソフト重視に転換しつつあるようですけど、不十分なんです。ポイントは人、住民。そこに手をつけないうちは無理でしょうね。ワタシはそう思ってみています。






01-12 18:49
くしろう
記事、完成しましたね。
一度コメントがふっ飛んでしまったので改めて。

年末、閉店の報を聞き、店の横を通るたび少し寂しい気持ちになって、何度か訪問を試みましたが、タイミング悪く果たせませんでした。

店を営業していると様々な物語があると思いますが、萬造さんの記事からかしわやさんが店を閉めるまでの経過を知ることができ、たった1度の訪問では踏み入ることの出来なかった、何やら深く、温かい想いに垣間ではありますが、触れることができた気がします。

今の時代にこそ、かしわやさんのおにぎりや飯寿司のような〝温もり〟こそが必要とされると思いますし、閉店はとても残念ですが、記事から知りえた物語で、店の横も少し温かい気持ちで通れそうです。


ひとまずはお疲れさまでした。

あのおにぎりも、もうあの場所で食べれないんですねぇ。




01-12 20:47
端野 萬造
>くしろうさま
 貴殿のレスのお陰でこの記事が誕生ました。ワタシのつぶやきだけでは、ここまでの拡がりにはなりえなかった。感謝しています。ありがとうございました。

 もちろん、この件についてへりくつにカキコしていただいた雪。華。さま、ピョン子さま。記事にコメントしていただいた、まめっちさま、おさるのかぐや彩優木さま。それぞれの持ち味を生かしてご参加していただいて、この記事ができあがっている。皆さまにも感謝。

 そして、こちらに登場してはいませんけれど、お二人ほどの協力をいただいている。そのインタビューの結果が記事に深みを与えてくれました。それにも感謝しなければなりません。

 そして、いつもながら妙な記事のアゲ方にも関わらず辛抱強く待ってくださった読者の皆さま。その支えがあったればこその記事の完成です。そういった成り立ちの記事はまさに端萬記ならでは、と自負しております。
(続く)




01-12 20:53
端野 萬造
(続き)
 どんなお店でも人が存在する限り、ドラマは起こるものだと思います。たとえ、自動販売機であったとしても、人がその前に立てばドラマはある。外見上ワカらなくても、そこに立つまでの間に必ずなにか起こっている。

 色々な偶然が重なって、たまたまかしわや商店さまが記事になりましたけれど、どのお店にも数多のストーリーが展開されていったのでしょう。大型店でももちろんストーリーは存在している。でも、個性的かどうか、という意味では寂しさを禁じえない結果となるでしょうね。

 閉店によって、もう、あのぬくもりを感じることはできなくなってしまったのです。その悲しみ、喪失感はこれから一層人々の胸を打つことになるのでしょうね。






01-16 03:55
まめっち
こんばんは(^-^)
昨日15日で、45年間使い続けて来た電話番号、22-3392も止まりました。掛けるとアナウンスで自宅の番号が出ます(笑)私の携帯番号でも良かったのですが…一応、自宅に。

来年の飯鮨の注文が来ていますが、来年からは『販売する店』が無いので、私を知る人にのみ…ご希望にそえられる数だけ、細々と作り続けるつもりです(^-^)
父の味は絶やさず、必ず引き継ぎます(^-^)
味噌味は、幻の味ですから(笑)

私が別サイトで書いてるブログ(父ちゃんからの不思議シリーズ)は、何だかすごい反響で…書いてる本人の私がビックリおったまげです(笑)
お時間がある時に、またチラ見に来て下さいね(^-^)

今更ながらに、父が他界した事実が…嘘に思えて来ました(汗)
現実逃避はいけませんね(汗)
はい、頑張ります(笑)

萬造さんはじめ、たくさんの皆様に…心から感謝します(^-^)ありがとうございました(^-^)




01-16 06:30
端野 萬造
>まめっちさま
 父ちゃんからの不思議シリーズは意外なほどにネタが尽きませんね。他人のワタシからしても気味が悪いというよりも、「かしわやさん、よくやりますね」と声を掛けたくなるような。

 そうですか。どのようなカタチにしろ、あの飯鮨は残っていくのですね。それは良かった。ご希望に添えられる数か。そのうち数量限定になりますから。

 爆弾おにぎりの誕生が天からの啓示であったとは。

 午前10時から翌午前3時までの営業。たしかにコンビに以前にコンビニをやっていたことになりますね。色んなエピソードがあるのだなぁ、かしわや商店には。

 お父さまはずうっと見守ってくださってますよ。あなたが忘れない限り。






01-26 20:45
しょうぞう。
2階のお店でダーツをしていてお腹がすいたら階段駆け下りておにぎり買いに行ったこと何度かありました。
握りたてっておいしいですよねぇ。
コンビニレンチンとはぜんぜん違う感じ。
残念!
ご冥福をお祈りいたします。




01-26 22:04
端野 萬造
>しょうぞう。さま
 ああ、そうでしたね。貴殿のメインのお店の階下といってもいいような場所。階段降りてすぐ、みたいな。でも、買い食いOKのお店なんですね。はは。

 あそこに行けば、あのおむすびが買える、食べられる、という安心感があるっていうのはとても素敵なことで大切なことなんでしたでしょうけど。

 なくなってから、余計痛切に感じることができるものでしょうね。


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